青空も澄みわたり、涼しい風が吹いて、散歩していても気持ちよい季節になりました。
前回は、「秋に~彼岸花」として秋らしい花をアップしましたが、今回は、「秋澄む」として秋の陽ざしに輝く、樹々の緑、川の水面、カワセミ、赤トンボなどを撮ってみました。
1.樹々の緑
いつも足を運ぶ公園に行くと、秋の陽ざしを受けて、青紅葉など、樹々も輝いて見えます。上を見上げるとトンボでしょうか、数匹飛んでいました。木の葉は色づき始めています。
緑の下には、散歩する人、そして片隅には赤いヒガンバナ(曼殊沙華)が秋の陽ざしをあびて輝いていました。
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ヒガンバナ(曼殊沙華) |
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上空高く飛んでいるのはトンボ? |
2.カワセミ(翡翠)
池には、カワセミのつがい(?)が飛んできていました。もともとカワセミは縄張り意識が強く、繁殖期を除くと、なかなか2羽を同時に見ることは少ないです。
3.水面と赤トンボ
石神井川に出ると、水面が、カワセミの羽のように青く光沢のある色に輝いていました。流れにそよぐ水草も、緑を輝かせていました。
淵に赤とんぼが止まりました。こんなに近くに赤トンボを見るのも久しぶりです。
4.センニンソウ(仙人草)など
澄み切った青空に白いセンニンソウの花が咲いていました。綿毛のような毛を仙人のヒゲに見立てて「仙人草」と名付けられたそうです。
また、別名「ウマクワズ(馬喰わず)」といわれ、毒を含んでいて馬や牛が絶対口にしないことから名付けられたそうです。この花が咲いているところは、W大学の馬術クラブの前でした。
ヤブガラシに蜂が蜜を吸いに飛んできています。ヤブガラシはその名の通り藪を枯らすという厄介な雑草ですが、蜂や蝶にとっては大切な草です。
土手に咲いている小さな白い花はヒメジオンやハルジオンの仲間でしょうか?ハルジオンは、また「貧乏草」とも呼ばれます。ヤブガラシは「ビンボウカズラ(貧乏葛)」とも言われるそうです。
ホトトギスを見つけました。といっても鳥ではなく、植物のホトトギス(杜鵑草)です。花の紫色の斑点が鳥のホトトギス(杜鵑)の胸に似ていることから付けられた名のようです。
5.夕日
秋の夕日が美しく輝いていました。うろこ雲は、すこし虹色がかっていて、しばらくすると黄金色に変わり、雲は龍のようにも見えました。
秋の澄んだ景色を心地よい風と共に肌で感じる散歩でした。この日の夜は仲秋の名月(すこし雲に隠れてしまいましたが)でした。