2019年12月15日日曜日

奈良原一高展を観た

先日、砧公園の中にある世田谷美術館に「奈良原一高展」を観てきました。

奈良原一高の写真展は何度か観ていましたが、また、また奈良原一高の写真に感動してきました。

奈良原の初めての写真集「ヨーロッパ・静止した時間」は、滞欧3年間で撮った約3万枚の写真の中から140枚を選び取ったという。この選択が厳しい。
写真の構図、シャッターチャンスの捉え方などなど、すべて素晴らしいのはもちろんだが、そのプリントがすごい。
私もかって写真(白黒)の現像をした経験があるが、覆い焼きによる諧調、現像液につけて画像が浮かび上がり、停止液に入れ、微妙なトーンを出すなどの作業を思い出した。なんといっても粒子の荒れの表現が見事である。何枚かはカラーで撮ったものを白黒にし荒れた画面にしたような作品もあった。
デザイン、編集は杉浦康平などが行っている。写真を撮る、現像する、選び取る、プリントする、など一連の工程を編集・デザインというならば、それによってこそ、その写真が観る人に何かを問いかけ、感動させるものだということをあらためて知ることができた写真展でした。

世田谷美術館のある砧公園では、紅葉の名残りを見ることもできました。


世田谷美術館の奈良原一高展は、来年1月26日まで。
竹橋の東京国立近代美術館でも奈良原一高の最初期作品「無国籍地」を観ることができる 来年2月2日まで。


東京異空間440:萩の月

  萩が咲いています。ここ一か月ほど東京は雨の日が続いています。そんな中、運よく中秋の名月を見ることができました。 タイトルを「萩の月」と付けましたが、これは仙台の銘菓としてよく知られています。 (参照): ハギ「萩」~秋を楽しむ ( 2021/9/26 ) 1.萩 2....

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