2020年5月30日土曜日

SAMPO de Photo 5:苔

雨が降った翌朝、散歩でいつも行く公園では苔が輝いていました。
樹の幹に生えた苔

苔は、地面を覆い、樹の幹にも生え。石、岩にもびっしりとついている。
苔の語源は、「木毛」にあり、もともとは樹の幹に生えてる小さな植物の総称だったという説がある。
樹の幹に生えている苔は、その樹に風格を与えているようだ。

















京都の西芳寺のように庭園に苔が一面に広がる様は美しい。
この公園の片隅に広がる苔も陽の光を浴びて美しい。
 
地面に広がる苔






















屋久島では、雨上がりの苔を「苔真珠」と素敵な呼び方をしているという。雨の日に同じ公園の苔を撮ってみた。やはり真珠の粒が小さく、とても「苔真珠」とは、程遠い。






苔が石や岩にもむす様は、悠久な時間を示す意味で、「君が代」に歌われている。
また「転苔むさず」という諺は、同じように英語にも「A Rolling Stone gathers No Moss」 とある。
 
苔むした石










歩道のブロックの隙間にも苔

 公園には、色々な野鳥がやってくる。一番人気はカワセミだ。アマチュアカメラマンが望遠レンズを付けて狙っている。この日は、運よく、見ることができた。 

カワセミ

カワセミ

ムクドリ

ムクドリ

散歩でいつも行く公園には、苔が生えている樹、地面、石などを見ることができます。この時期は上を見れば青葉の緑が、下を見れば苔の緑が柔らかく、癒しをもたらしてくれます。そこに野鳥の姿、声が・・・

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