2025年7月5日土曜日

東京異空間332:半夏生~そろそろ梅雨明け

 

半夏生(ハンゲショウ)

近くを散歩していると、半夏生(ハンゲショウ)が咲いていました。花のように見えますが、これは花ではなく、白い葉です。花は小さな花の集まり花序と呼ばれるところにあります。ドクダミ科の植物です。

そもそも、「半夏生」とは、夏至から数えて11日目、今年の場合は71日からの数日間を指す雑節です。この時期は梅雨明け前の節目であり、農作業の目安とされてきました。この時期を過ぎると梅雨明けも近いとされ、夏本番を迎えることになります。

また、この時期に花を咲かせることから、植物「ハンゲショウ」も半夏生と呼ばれます 。あるいはまた、葉の一部が白くなっていて、その様子が「半化粧」のようだと例えられたことから、この名前がつけられたともいいます。

梅雨の時期を代表するアジサイから梅雨明けの時期のハンゲショウ、そして夏に咲くユリ、さらには秋に実りを迎える栗などもみられました。

1.半夏生(ハンゲショウ)






半夏生の白とピンク色のモナルダ


2.アジサイ

カシワバアジサイ

カシワバアジサイ

ガクアジサイ


3.ユリ






ヤブカンゾウ

アルストロメリア

アルストロメリア


4.その他

キキョウ

マツバボタン

モナルダ(シソ科)

トウモロコシ

トウモロコシ

スモモ

スモモ

クリ

クリ

暑い日が続きますが、さすがに関東もそろそろ梅雨明けになるでしょう。この時期にみられる半夏生などの花(?)を撮ってみました。本格的な暑い夏になります。

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