2021年3月20日土曜日

水ぬるむ~水辺の風景と水辺の鳥たち

これまで散歩に出かけて草花を見ながら春を感じてきましたが、今回は、水辺の風景と、水辺の鳥たちに「水ぬるむ」季節を感じてきました。

 

近くに武蔵関公園があり、そこは富士見池という大きな池が中心となった自然を感じることのできる場所となっている。かっては「関の溜井」という湧水があり、石神井(しゃくじい)川に注いでいたというが、いまは調節池となっている。

 

1.水辺の景色

水辺には、早くも桜・ソメイヨシノも咲き始め、ボート遊びをする人も見られた。

紫色の葉の花のような花をつけているのは、紫花菜(ムラサキハナナ)で、牧野富太郎博士によりオオアラセイトウと名付けられた。











紫花菜

紫花菜

水仙

紫花菜



 

2.水面の模様

水面に映る模様はゆったりと「水ぬるむ」季節を感じる。
















 

3.水辺の鳥たち

(1)カワセミ

この池に来るカワセミについては、以前に「SAMPO de Photo10:カワセミ」2020.6.29で掲載したが、この時期はカワセミも恋の季節となるようで、オス、メス2羽が飛び回っていた。ふだんはカワセミは縄張り意識が強く2羽同時にみることはない。赤い嘴のほうがメス。



オス・メス二羽のカワセミ・恋の季節





手前の柵にカワセミが止まっている


(2)キンクロハジロ・カルガモ

池にはキンクロハジロが群れている。この鳥の名は目が金色(キン)で、体は黒(クロ)、ハジロとは広げた羽が白いものを表わすという。

カルガモは池に流れ込む川べりにいた。嘴の黄色いのが特徴。

キンクロハジメ




キンクロハジメ

カルガモ

カルガモ

(3)ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)

見慣れない鳥がいた。図鑑で調べると、ゴイサギの幼鳥のようだ。羽に白い斑点があるのが特徴だ、親鳥とは体全体の色が異なるので別種だと見間違えることがあるようだ。

ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)


(4)ドバト(カワラバト)・キジハト(ヤマバト)

ドバトはカワラバトとも呼ばれるがこちらのほうが、一般的によく見られるハトだ。キジハトはヤマバトとも呼ばれるが、やはり都会で見かけるハトだ。川べりで水を飲んでいた。

ドバト(カワラバト)

キジハト(ヤマバト)

(5)カメ・コイ

池には亀が甲羅干しをしていた。また大きな鯉が大きな餌と見間違えたのか、のっそりと浮かび上がってきた。





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