五月に入り、陽射しが一段と強くなってきて、バラなどの花びらは透けて通る光でキラキラ輝いている。
今回も、散歩しながら公園にある花や、庭の片隅に植えられた園芸の花、道端に見られる花、それぞれの花々が五月の陽光に照らされて輝いているところを撮ってみた。
1.フジ
近くにある小さな公園に、藤棚があり、葡萄のように房になったフジの花が甘くやさしい香りを漂わせていた。棚の下には落ちた花びらが地面を覆っていて、そこに五月の光が当たっていた。
2.クレマチス
クレマチスを庭の片隅に咲かせているお宅があった。クレマチスはテッセン(鉄仙)、カザグルマ(風車)などともいわれ、蔓性植物の女王と呼ばれている。五月の光が差し込んだ美しい大きな花は女王の名にふさわしい。
3.ツツジ
前々回に「躑躅(ツツジ)」をアップしたが、ツツジの花びらが五月の光を透き通して、蜜のありかを示す斑点も鮮やかに輝いていた。
青紫色のシャクナゲ、ピンクのシャクナゲも咲いていた。
同じくツツジ科の仲間であるカルミアが白い星型の花弁をたくさん付けていた。つぼみは金平糖状になっていて可愛らしい。
濃い斑点のある花弁は上を向く |
濃い斑点のある花弁の下に蜜・ハチが入っている |
カルミア |
カルミア |
シャクナゲ |
シャクナゲ |
4.園芸の花
小さな公園の片隅にマーガレットが華やかに咲いていた。各家では庭先にいろいろな園芸品種の花を植えられている。
マーガレットとパンジー(三色すみれ)を植えられて色合いがきれいだ。黄色い花とも合う。
淡いブルーの色が美しいネモフィラが植えられていた。近年、ネモフィラを丘一面に植えられた公園が各地につくられ、青のグラデーションが美しく人気を集めている。
多肉植物も最近は人気だそうだ。水やりなどの手間がかからないからだろうか。
トリカブトの仲間だろうか?紫色が美しい。
マーガレット |
マーガレット |
マーガレットとパンジー |
ネモフィラ |
多肉植物 |
多肉植物 |
多肉植物・エケベリア |
トリカブトの仲間? |
トリカブトの仲間? |
5.道端の花
道端にもいろいろな花が咲いている。園芸種が野生化したのだろうか、あるいは繁殖力の強い外来種が広がったのだろうか。
ポピーのようなナガミヒナゲシは、いたるところで見ることができる、繁殖力が強く、もはややっかいな雑草だ。
ヒルザキツキミソウは宵に咲く「ツキミソウ」と違って昼間に開花することから付けられた名だという。かわいらしい花が道端を彩る。
シラー・ペルピアナ(オオツルボ)は、濃い紫色の星型の小花を付けていて華やかである。
白いツユクサも道路際に花を付けていた。
他にも名はわからないが道端に咲いている花を見ながら散歩するのは楽しい。
ナガミヒナゲシ |
ナガミヒナゲシとヒメジョオン |
ヒルザキツキミソウ |
ヒルザキツキミソウ |
シラー・ペルピアナ(オオツルボ) |
シラー・ペルピアナ(オオツルボ) |
ツユクサ |
6.カエル
竹林のある公園に行ってみると、ヒキガエルを見つけた。ヒキガエルは水のある所でなくとも生きることができ、都会でも見ることができるカエルである。
体にはイボがあり、毒も持っているということで嫌われものだが、出会うことは珍しい。
ガマガエルともいわれ、「ガマの油」という傷薬とされたという。さあ、さあお立合い、ではじまるガマの口上は、筑波山の名物となり、よく知られている。
また「かえるの合唱」という童謡はよく歌われている。
より近づいて撮ろうとしたら、ピョンピョンと逃げて行ってしまった。
小さな昆虫が止まっていたので撮ってみた。なんという昆虫だろうか。
ヒキガエル |
ヒキガエル |
散歩の道すがらいろいろな花を見つけ、カエルや昆虫までにもレンズを向けてみたが、自宅に植えているユズの花がたくさん咲いていた。ことしは豊作?
ユズの花 |
ユズの花 |
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