園芸店で、ルピナスを貰ってきました。つぎつぎに花をつけています。雨が降ったあと、葉に大きな水玉を作っていました。蓮の葉に水玉ができるように、ルピナスの葉にも水玉ができるんです。
そんなルピナスと、散歩で出会った今の季節の花々を撮ってみました。
1.ルピナス
花をたくさん付け、上向きに咲くので、藤の花を逆さまにしたように見えることから「ノボリフジ(昇り藤)」ともいわれる。
ルピナスという名前はラテン語でオオカミを意味するルプス (lupus) という言葉に由来するということから、牧野富太郎は、どんな土地でも育つたくましさが狼を連想させたという(諸説あり)。
ルピナス |
ルピナス |
2.アジサイ
早くもアジサイが蕾を持ち、少し咲き始めている。カシワバアジサイは、葉が柏の葉の形に似ていることから付けられた名前だが、花も塔のように立ち上がることから、ピラミッドアジサイともいう。
そろそろ梅雨も近づいてきているようだ。
カシワバアジサイ |
カシワバアジサイ |
カシワバアジサイ |
3.カルミア
カルミアはツツジ科の仲間で、星型の花をたくさんつけるので華やかだ。ただ、羊が中毒を起こしやすいということから、一部の種はLambkill(羊殺し)」と呼ばれているという。
カルミア |
カルミア |
4.ハクチョウゲ
ハクチョウゲ(白丁花)は、花を横から見ると「丁子型」であることから付いた名であるという(諸説あり)。5月から6月ごろに白い小さな花をたくさん付けることから、漢字では「白鳥花」「六月雪」などとも書かれる。
丈夫な樹種で、よく庭木などに見られるが、盆栽に仕立てられることもある。
ハクチョウゲ |
ラベンダーも紫色の花をたくさんつけて咲いていた。北海道・富良野のラベンダー畑がよく知られている。
ラベンダー |
5.道端の花
ホタルブクロが咲いていた。その花の形からツリガネソウ(釣鐘草)ともいわれる。初夏のホタルが出る時期に咲き、子供が袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来するという。
ホタルブクロ |
道端で見かけたのはヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)。その名のとおり、宵に咲くツキミソウと違って、昼間にも開花している。
ヒルザキツキミソウ |
6.エゴノキ
この時期、枝先に白い花を房のようにたくさんつけて咲いているエゴノキ。名前は、その実を口にすると、「えぐい」ということから。
ところで、この「えぐい」という言葉、最近ネット上などで、若者の間で使われているのは、「際立っている」「並外れている」といった意味があるそうだ。ただ、ポジティブに「あの映像、マジにえぐいなぁ」といったように、「すごい、カッコいい、かわいい」といった意味に使う場合と、ネガティブに「あいつマジでえぐいなぁ」というように、「きつい、つらい、気味が悪い」などの両方の意味に使われるという。
エゴノキ |
花のこととは違って、言葉のはなしになってしまいましたが、これも散歩で出会った花たちのおかげでしょうか。これは、「えぐい」ブログになってしまったようで・・・
その他、散歩で見かけた花々も載せておきます。
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