ハボタン(葉牡丹) |
天気の良いお正月、散歩していると、初春らしい葉ボタンや、赤い実をつけた縁起の良い植物を見つけました。
1.ハボタン(葉牡丹)
ハボタンは、その名のとおり葉を牡丹の花に見立てたもの。冬の園芸に彩を添える植物として人気がある。また、門松の添え物にも使われる。
キャベツやケールなどと同種であるが、食べてもおいしくなく、観賞用として栽培される。
畑には、キャベツ、白菜、ブロッコリー、ダイコンなどが植えられていた。
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2.ナンテン(南天)
ナンテンも、その名から「難を転ずる」として、家の鬼門の方向に植えられたりする。また、赤い色は厄除けの意味もあり、赤飯の下に南天の葉を敷いたりする。
3.クロガネモチ(黒鉄餅)
クロガネモチも、その名のとおり、「苦労のない金持ち」に通じることから庭木として好まれる。最近は街路樹としてもよく使われている。
4.万両、千両、十両
赤い実をつけ、縁起の良い名前が付いている。万両は千両より多く実をつけることから付けられたという。万両は葉より下に実を付けるが、千両は葉より上に実を付ける。十両はヤブコウジといわれるように藪に生えるという。またこのような種類が、一両から億両まである。一両は、アリドオシともいわれ千両、万両と合わせて「千両万両有り通し」といって正月の縁起物とする。
5.ユズリハ
ユズリハは、新しい葉が古い葉と入れ替わるように出てくることから「親が子を育てて家が代々続く」という縁起の良い木とされ、葉は正月飾りにも使われる。
6.サンシュユ
日本名はハルコガネバナ(春黄金花)といわれ、早春に葉が出るより前に黄色の花が咲くことから、植物学者・牧野富太郎が付けた名だという。
7.カラスウリ、ハヤトウリ
カラスウリのタネの形は大黒様のお腹を連想させるとか、打ち出の小づちに似ているということから、お財布に入れておくと金運が上がるといわれる。ただ名前にカラスが付いているが、カラスが好んで食べるということはないそうだ。
ハヤトウリは、日本には大正時代に鹿児島に入ってきたことから「隼人の瓜」という名になったという。また、一株に100~200個の実を付けることから、別名、センナリウリ(千成瓜)といわれる。台湾では、その形から「佛手瓜」といわれるそうだ。
8.梅、長寿梅
梅という漢字は、木ヘンに「毎」と書くが、「毎」の本義は子供を多く育てる母を意味するという。梅の木は、その枝枝にすべて実を付けることから、「子孫繁栄」を表す縁起のいい木とされる。
長寿梅は、その名に長寿が付いていることから縁起の良い木として好まれ、よく盆栽にする。しかし、ウメではなくボケの種類で四季咲きである。
9.スイセン(水仙)
スイセンは、仙人のように寿命が長く、清らかであることからつけられた名であるという。春の訪れとともに咲くことから「希望」の象徴ともされる。
いろいろな縁起の良い木を撮ってみました。今年の正月はいい天気が続き、富士山もよく見えました。皆さんにとっても良い年でありますように。
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