東京都写真美術館 |
二つの写真展を観て来ました。恵比寿の東京都写真美術館で開催されている「東京工芸大学100周年記念展 写真から100年」(12/10まで開催)と、渋谷ヒカリエで開催されている「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」(12/28まで開催)を観て来ました。
あわせて、恵比寿と渋谷そして新宿の街の風景も撮ってみました。
1.「東京工芸大学100周年記念展 写真から100年」
東京工芸大学は中野にあり、ここの「写大ギャラリー」には何度か行っている(参照:「東京異空間152:芸術の秋にⅦ~立木義浩」2023/10/19)。ここを卒業した写真家には、渡辺義雄、細江英公、田沼武能、立木義浩などがいる。100周年を記念して、こうした写真家の作品と、写大ギャラリーが所蔵している写真の草創期のタルボットや、土門拳などの作品を展示している。
なお、記念展からか、入場は無料となっている。
「東京工芸大学100周年記念展 写真から100年」 「東京工芸大学100周年記念展 写真から100年」 写真展の一部
2.都会のデザインin 恵比寿
東京都写真美術館は、恵比寿のガーデンプレイスにあり、写真と映像の総合的な美術館として1995年に開館している。
美術館の周辺を都会のデザインとして、建物などによる遠近感を強調して撮ってみた。
写真美術館・フロア 写真美術館前 写真美術館前 写真美術館 写真美術館横の歩道 写真美術館横を走る山手線 エビスガーデンプレイス 恵比寿駅前
3.「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」
変わったタイトルだが、ウェス・アンダーソンというのは、1969年生まれのアメリカの映画監督で、その映画の特徴であるパステルカラー、レトロ感、シンメトリーなど映画に登場しそうな風景画を投稿するインスタグラムのコミュニティ、AWA(Accidentally Wes Anderson)の写真をもとにした展覧会である。SNSで話題になり、日本では今春、寺田倉庫でも開催された。
ポップな感じで、写真というよりポスターのような感覚になる。また、展示が、ヒカリエのホールという広い場所を使っており、ディスプレイもカラフルでユニークなものとなっている。
なお、会場は撮影OKとなっている。
グランド・オペラ・ハウス:アメリカ |
ロシア歴史博物館:ロシア |
MLCビル:オーストラリア |
ビアヘッド灯台:アメリカ |
ナガシマ・スパーランド:日本 |
カールスプラッツ・シュタットバーン駅:オーストリア |
カールスルーエ中央駅:ドイツ |
ダカール駅:セネガル |
パリ装飾美術館/王妃の劇場:フランス |
フマユーン廟:インド |
ホテル・ベルヴェデーレ:スイス |
ロス・アンデス大学:コロンビア |
ロス・アンデス大学(部分):コロンビア |
ロルブー・キャビン:ノルウェー |
群馬の水郷公園・AWA賞特別賞 |
Tokyo Tower・シンメトリー賞特賞 |
作品展示 |
展示コーナー |
展示ライト |
4.都会のデザインin渋谷
会場となっているヒカリエ・ホールから窓のつくりなどデザインを撮ってみた。また渋谷駅周辺は再開発により、どんどん変わってきている。Bunkamuraの美術館も再開発の最中で、ヒカリエのホールを使って、前回は、写真展「ソール・ライターの原点」が開催された。(参照:「東京異空間140:写真展「ソール・ライターの原点」を観た」2023/08/12)
渋谷駅から新宿で乗り換え、ここでも街の風景を撮ってみた。
ヒカリエ・ホールの窓 ヒカリエ・ホール・通路 ヒカリエ・ホール・入口 渋谷駅への通路 渋谷駅通路 新宿駅前 西武新宿駅前
二つの写真展を観た余韻からか、写真家気分、半分、お上りさん気分、半分、で撮ってみました。
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