2024年7月6日土曜日

千葉公園に大賀ハスを愛でるの巻2024年版

 

大賀ハス

千葉公園の大賀ハスを見に行きました。千葉には昨年も、この2月にも来ていますが、千葉公園に来たのはいつだったか、覚えていません。千葉公園の近くに実家があったので、(自分にもあった)少年時代は、この公園で野球をしたり、ボートに乗ったりした思い出がいっぱいあります。

大賀ハスが、いまのように知られたのは平成に入ってからではないかと思います。自分の記憶では、大賀ハスが植えられていたのは、公園の入り口近くの小さな池にひっそりと植えられていたように覚えています。いまのようにボート池(綿打池)の横にハス池が設けられたのは平成になってからです。

1.ハス池の沿革

ハス池の沿革を概略しておきます。

1952 (昭和27)年 古代ハスの蓮根を弁天池に植え付け

大賀博士が「向きはこっちがよいとか、深さはどの位がよい…」などと指導され、 厳島神社(通称・弁天様)の裏の畳1枚半ほどの場所に、植えたという。

1953 (昭和28)年 弁天池の大賀ハスが開花

1968 (昭和43)年 ハス池の大賀ハスが枯れ始める。原因は軟腐病。

1970 (昭和45)年 大賀ハスは絶滅寸前の状態まで陥ったが、生き返り再び花を咲かせた。

1993 (平成5)年  ハス池の整備。ボート池(綿打池)の北畔 に蓮池(栽培面積 約900㎡)。

大賀ハスが「千葉市の花」に制定される

1994(平成6)年「蓮華亭オープン

蓮華亭という名は、1990平成2年、大阪の「国際花と緑の博覧会」に千葉市が大賀ハスを中心とした展示をした時の名前、蓮華汀 にちなんで蓮華亭 と付けられた。屋根のかたちは、葉っぱのデザインに なっている。

2003(平成15)年  シンボルキャラクター「ちはなちゃん」を制定した。

現在は、蓮の開花期間である6月中~下旬に、大賀ハスまつり、夜の祭りYohaS(夜はす)など様々なイベントが行われ、多くの人で賑わっている。なかでも、「象鼻杯」は人気があるようだ。これは、ハスの茎をストローがわりに酒やハス茶を飲む。茎が象の鼻のよ うなので「象鼻杯」と呼ばれる。

2.大賀ハスについて

大賀ハスについては、下記の「時空トラベラー」に素晴らしいハスの写真とともに解説されています。時空トラベラー氏は、残念ながら2024年は大賀ハスを見に来られていないようですので、おこがましいですが、代わって拙ブログが「千葉公園に大賀ハスを愛でるの巻2024年版」とさせていただきました。

千葉公園に大賀ハスを愛でる の巻 2023年版2023622

千葉公園に大賀蓮を愛でる 〜2000年の時空を超えて開花した古代蓮に会いにゆく〜2022620

また、時空トラベラー氏と同様、千葉に住む畏友のハスの写真に大いに刺激されています。地元の利を生かして、開花してから満開になるころまで、しかも早朝に撮った素晴らしいハスの写真がフォトアルバムに収められています。

〇大賀ハス



























〇ハスとモノレール


「ちはなちゃん」

〇蓮華亭:屋根はハスの葉をデザイン


記念碑には「二千代の夢より覚めて咲く蓮」と刻まれている。


〇綿打池(ボート池)


〇弁天池:最初に大賀ハスが植えられた場所

ハスまつり「YohaS」(畏友のフォトアルバムより)



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