東村山の野口不動尊・大善院の境内にも、いろいろなあじさいが咲いていました。そのなかに、ヤマアジサイの変種とされるアマチャがありました。アマチャ(甘茶)は、釈迦の誕生日とされる4月8日の灌仏会(花まつり)のときに誕生仏に濯(そそ)ぐことで知られています。この甘茶は、アマチャの葉を発酵させ、煎じて作る飲料です。
なお、灌仏会を花まつりと呼ぶのは、この時期に桜が満開になることから、明治時代に浄土宗の僧侶が提唱して以来、宗派を問わず灌仏会の代名詞として用いられているそうです。もちろん、この野口不動尊・大善院でも4月8日に行われています。
〇アマチャ(甘茶)
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誕生仏(東大寺)ウィキペディアより |
野口不動尊・大善院の境内には、高さ7メートルの山を築き青銅製の不動明王三十六童子を安置していて、 見事なものがありますが、これについては別にブログにまとめたいと思います。
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