2025年6月2日月曜日

東京異空間320:撮らば大樹の光?

 


5月は色々な花を中心にブログにアップしてきましたが、そろそろ花はネタ切れ?というわけでもないですが、前回は「名木」を、そして今回は「大樹」を撮ってみました。「寄らば大樹の陰」という言葉がありますが、「撮らば大樹の光」とでも言いましょうか。

大樹の樹形を上から樹冠・枝ぶり、幹模様、根元の根張りといったそれぞれの姿を撮ってみました。枚数が多くなってしまいました。

1.樹冠・枝ぶり

大樹を下から見上げると、太い幹の上に緑の樹冠、横には四方に伸びた枝がダイナミックである。

(1)広葉樹

〇サクラ

近くの幼稚園に大きな桜(ソメイヨシノ)、西武線沿線には桜並木、牧野記念庭園にはヤマザクラなどの大木がある。残念なことに西武線沿線の桜並木は、今年秋から伐採される予定になっている。

・ソメイヨシノ@幼稚園


・ソメイヨシノ@西武線沿線(石神井川沿い)












・ヤマザクラなど@牧野記念庭園


カンザクラ@牧野記念庭園

カンザクラ@牧野記念庭園


ヤマザクラ@牧野記念庭園


@牧野記念庭園

@牧野記念庭園


〇タブノキ@児童遊園

近くの児童遊園に植えられているタブノキ。下から見上げると枝がくねって不思議な形になっている。







・ケヤキ@芹ケ谷公園など

ケヤキ@下野谷遺跡

ケヤキ@芹ケ谷公園

ケヤキ@芹ケ谷公園

ケヤキ@芹ケ谷公園

ケヤキ@芹ケ谷公園

ケヤキ@芹ケ谷公園

ケヤキ@天祖若宮八幡宮


・その他 ユリノキ、アオギリ、シラカシ、ムクロジ、カキなど













ムクノキ

イチョウ

イチョウ




ムクロジ

ムクロジ





シラカシ

アオギリ




カツラ


ブナ@芹ケ谷公園

ブナ@芹ケ谷公園

ケヤキ@牧野記念庭園

@芹ケ谷公園

モミジ@芹ケ谷公園

カキ@関町北緑地


(2)針葉樹

・マツ









クロマツ@天祖若宮八幡宮

クロマツ@天祖若宮八幡宮

・ヒマラヤスギ

ヒマラヤスギ@武蔵関公園

ヒマラヤスギ@武蔵関公園

ヒマラヤスギ@武蔵関公園


・その他 イチョウ、メタセコイア




イチョウ

イチョウ




メタセコイア@牧野記念庭園


2.幹模様

幹肌は、ケヤキのようにツルツルしたものから、松のようにささくれ立ったものまで色々である。ときに苔を付け、新たな模様を作っているものもある。また、幹にセッコクのような着生植物をつけたり、ツタを這わせたり、いわば大樹の幹のお化粧である。

キンモクセイ





ユリノキ@牧野記念庭園

ユリノキ@牧野記念庭園





シラカシ


ムクノキ

ソメイヨシノ

セッコク@牧野記念庭園

ヤマザクラ@牧野記念庭園

ヤマザクラ@牧野記念庭園



アカマツ


3.根元・根張り

根元を見ると、四方に太い根を伸ばし、しっかりと樹を支えているものもある。ときにはコンクリートに阻まれて根を横に伸ばしているものもある。力強い。

ソメイヨシノ@南大泉図書館

ソメイヨシノ@南大泉図書館
根を横に広げている









アオギリ


カツラ

カツラ

カツラ

クロマツ@牧野記念庭園

ユリノキ@牧野記念庭園


4.枯れ・切り株

大樹の生命もいつか枯れてしまう。枯れた切り株には菌類がはびこり、土に返し、また新たな命を生み出していく。

何十年と生きてきた大樹も、突然、伐採されることになる場合がある。都市の再開発に伴い数多くの大樹が伐採されるケースもある。大樹の生きた時間に比べれば、伐採は瞬間で行われてしまう。

枯れた樹から新たな生命が

トチノキ(「枯損」というようだ)


切り株に菌類がつく




近くにある児童遊園や、よく散歩に行く武蔵関公園、そして今回は町田の芹ケ谷公園などで見かけた大樹を撮ってみました。大樹の躍動する生命力にあらためて驚くとともに、その保存、共生にもっと眼を向けないといけないと思いました。


@武蔵関公園

富士見池@武蔵関公園


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