東京国立近代美術館の隣に、国立公文書館があります。特別展として「書物がひらく泰平―江戸時代の出版文化―」 が開かれていました。江戸時代に印刷技術が向上し、多様な書物がつくられましたが、一方で厳しい出版統制も行われました。NHKの「べらぼう」の蔦重に見られるようなドラマがあったようです。ここでは『皇国開闢由来記』を取り上げてみました。日本の由来について、『古事記』、『日本書紀』の記述を抄出して「読本」として出版されたもので、このページには、産屋の中にいる木花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)が描かれています。絵師は歌川国芳だそうです。
また、常設展示では「日本のあゆみ」として、明治の「大日本帝国憲法」など近代の重要な公文書が展示されています。ここでは「平成」と「令和」の書を取り上げてみました。
1.書物がひらく泰平
2.日本のあゆみ
3.国立公文書館周辺の桜
昭和、平成、令和と時代が移り、その間にも大きな出来事がたくさんありました。令和の時代に限っても新型コロナウィルス感染症の流行、ウクライナ、ガザの戦争などが起きています。直近ではトランプの関税戦争が世界を揺るがす事態になっています。桜満開といって浮かれている状況ではないようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿