シモツケ |
五月の花々の第6弾は、赤紫色・青色の花を撮ってみました。
シモツケ
名前の通り、下野(しもつけ)、現在の栃木県で最初に発見されたことから付けられたという。
バーベナ・リギタ(シュッコンバーベナ)
南米原産で、日本には明治時代に入り、逸出したものが野生化して道ばたに生えていたりしている。
オトメギキョウ
オトメギキョウは、花が桔梗に似ていることから付けられた。また小さな釣鐘のような花の形からベルフラワーとも呼ばれる。キキョウ科ホタルブクロ属に含まれる。
ホタルブクロ
こちらは、もちろんキキョウ科ホタルブクロ属である。赤紫色と白色の花がある。
デルフィニウム
デルフィニウムは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisからつけられた。これは、つぼみの形ががイルカに似ていることに由来する。
和名ではヒエンソウあるいはチドリソウとも呼ばれているようだ。ヒエンソウは飛燕草、燕が飛んでいる形、またチドリソウは千鳥草と、千鳥の飛ぶ姿に似ていることに由来するといわれている。
また、英名ではラークスパー(Larkspur)といわれ、Lark=ひばり、spur=鳥の蹴爪からきていて、花の後ろ側にある突起した部分が蹴爪に似ていることに由来するという。
ギリシア語のイルカ、和名の燕、千鳥、そして英名の雲雀(ひばり)といろいろな名前が付けられているのも面白い。
サルビア・ガラニチカ
青い色が濃い。南米原産で、シソ科。かつて流通名としてメドーセージとも呼ばれたという。
ペチュニア
ペチュニアはよく花壇などに植えられている園芸種である。南米の原産で、属名のPetuniaは、ブラジル先住民の言語で「たばこ」を意味するという。
ヤグルマギク(矢車菊)
ヤグルマソウ(矢車草)だと思っていたが、こちらはヤグルマギクでキク科。ヤグルマソウは、ユキノシタ科ヤグルマソウ属 で別な植物。
シャクヤク(芍薬)
濃い赤色で豪華な花である。ボタン(牡丹)と似て大きな花をつける。どちらもボタン科ボタン属で同じ。ただ、ボタンが木であるのに対して、シャクヤクは草である。
美女の形容として「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉はよく知られている。
これについては、漢方ではイラ立ちやすい女性は芍薬の根を、座りがちの女性は牡丹の根の皮を、フラフラ歩く女性は百合の根を用いると良いという意味だとする説があるという。
ミニバラ
ピンク色がきれい。バレリーナという品種かも。
タチアオイ
こちらもピンク色で、すくっとした姿である。
そろそろアジサイの季節になります。
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