マルバヤナギ@大泉井頭公園 |
練馬区では、区内にある大木や、古木などを「ねりまの名木」として指定しています。令和5年1月1日現在で、80件が指定されています。
近くにある「ねりまの名木」のいくつかを撮ってみました。
1.マルバヤナギ@大泉井頭公園
「希少な樹種」として指定されている。大木が2本、大きな枝を伸ばしている。 公園には白子川の源流が流れる。
2.センダイヤザクラ@牧野記念庭園
「希少な樹種」 として指定されている。センダイヤザクラは高知市内の仙台屋という店の前にあったもので、牧野博士が命名した。牧野記念庭園にあるセンダイヤザクラは、日本では一番の大木とされており、庭園のシンボルとなっている。
イヌザクラ |
3.ダイオウショウ@関町北小学校
「学校のシンボル」として指定されている。ダイオウショウは北米原産で、日本に渡来したのは1912(大正元)年のこと。別名をダイオウマツ(大王松)という。 マツボックリも大きく20~30センチもある。
4.アカマツ@天祖若宮八幡宮
「区内有数の大きさ」として指定されている。拝殿の後ろ、鎮守の森の中にあるアカマツの大木。拝殿の前には大きく伸びた黒松が二本交差している。
拝殿前のクロマツ |
5.ムクノキ@武蔵関公園
「区内有数の大きさ」として指定されている。 ムクノキという名の由来は諸説あるが、ムクドリが実を好むのでムクノキになったという説もあるという。
武蔵関公園には、このムクノキとカツラが指定されている。
6.カツラ@武蔵関公園
「公園のシンボル」として指定されている。 直立する幹が仏像の一本づくりに使われたことから、カツラの前で手を合わせる習慣もあるという。
大泉井頭公園のマルバヤナギ、牧野記念庭園にあるサクラなどは、これまでも見ていますが、あらためて「ねりまの名木」としてその大きさ、姿に驚きました。機会があれば、そのほかの「ねりまの名木」も撮っていきたいと思います。
(参照):
マルバヤナギ~樹の精霊(2021/10/9)
東京異空間113:草木の精~牧野記念庭園(2023/5/18)