| カイツブリ |
公園に散歩にでかけると、水鳥たちに出会うことができます。今回は、カイツブリ、オオバンなどが見られました。
1.カイツブリ
カイツブリは、潜水が大得意で、望遠レンズを向けていると、アッという間にもぐってしまい、ファインダーから消えて、しばらくして、あちらの方でポッカリ浮かびあがる。潜水は獲物を捕食するため、1回に平均15秒前後(状態により数秒から30秒)潜水し、およそ秒速2mで泳ぐとされるが、最高で水深2メートルまでと深くは潜らないという。
カイツブリの名前は、水中で魚を捕まえる際に「水を掻いて(かい)」「潜る(つぶり)」行動が「掻きつ潜りつ(カキツムグリ)」となり、そこから「カイツブリ」へと転じた説がある。
また、漢字では、「鳰(にお)」と書き、「水に潜る(入る)」という意味で、「鳰」は日本独自の倭字だとされ、万葉集にも見られるという。琵琶湖は、この鳥が古くから多かったことから「鳰海(におうみ)」の別名がある。
| 潜ると、首が長く伸びる |
2.オオバン
オオバンは歩くのも得意で、草をついばみながら比較的速く移動したり、また、泳ぎながら水草や小動物を食べるのも得意で、いわば水陸両用の体といえる。もちろん上手に飛ぶこともできる。
オオバンの名前は、似た鳥である「バン(鷭)」よりもひと回り以上大きいことから付けられた。では、「バン(鷭)」の名前の由来はというと、田んぼの「番(見張り)」をする鳥という意味から名付けられたという説がある。
なお、オオバンの額にある白い部分は、専門用語で額板(がくばん)と呼ばれるもので、羽毛ではなく、 皮膚が裸出した部分である。 繁殖期にはこの白い部分を相手に見せつけて、つがい相手へのアピールや、縄張りを主張するために使われていると考えられている。
| オオバンとカルガモ |
| オオバンとカルガモ、手前に黄金の大きな鯉 |
3.カルガモ
カルガモは、この公園の池ではよく見られる。カイツブリと違って、潜水することはできず、水面で逆立ちして餌をついばんだり、岸辺を歩きながら採餌する。
カルガモ(軽鴨)の名前の由来は、『万葉集』に登場する奈良県の「軽の池(かるのいけ)」にいたカモであるという説が有力とされる。他にも、マガモより体重が少し軽いため「軽いカモ」という説、美味しいマガモに比べて「価値(美味)が軽い」という意味の説などがあるそうだ。
4.ゴイサギ
ゴイサギは、昼間は林の中でじっとしていて、夕方から川や池へ出かけて魚などを捕る夜行性のサギである。「クワッ クワァッ」と一声ずつ鳴き、夜空から聞こえてくることから「夜烏」の異名をもつ。英名では、「night=夜」といわれる。
しかしながら、ゴイサギ(五位鷺)という名がついているのは、平安時代、醍醐天皇が神泉苑で池にいたサギを捕らえるよう命じた際、そのサギが天皇の命令に逆らわず神妙であったため、当時貴族のランクである「五位」の位を与えられたという『平家物語』の逸話によるという。
5.コサギ
コサギ(小鷺)の名の由来は、日本で見られる白鷺(シラサギ)の仲間の中で、体が小さめ(小)の「サギ」であることに由来する。全長約60cm程度で、ダイサギやチュウサギよりも一回り小さく、黒い嘴と足、黄色い足指が特徴。「サギ」という言葉自体の語源には、羽が白く清らかな様子を表す「サヤケキ(鮮明)」から転じたとする説や、鳴き声が「サヤギ(騒がしい)」ことに由来する説などがある。
先日、久しぶりにまとまった雨が降りましたが、近くを流れる石神井川の水量はほとんど増えていませんでした。いつもこの川で餌をとっている、カルガモやコサギなども、困っているように見えました。
干上がってしまった石神井川 少し残った水たまりで餌をとるカルガモ
(参照):
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