明治神宮へは参拝に訪れることはありますが、明治神宮御苑には入ったことがありませんでした。10月下旬に訪れました。
(参照):
東京異空間81:明治神宮(内苑)と神宮外苑Ⅰ(2023.3.19)
東京異空間171:明治神宮外苑はいかにして造られたか(2024.1.21)
1.明治神宮御苑
明治神宮御苑は、江戸時代には加藤清正をはじめとした熊本藩・加藤家や、彦根藩・井伊家の大名屋敷の庭園だった場所。明治時代に宮内庁の管轄となり、 代々木御苑と呼ばれた。ここは明治天皇と昭憲皇太后にゆかりの深い名苑であり、この地をこよなく愛した皇太后はしばしば行啓したほか、明治天皇は隔雲亭という御茶屋を建て、四阿を作り、池には菖蒲を植え、回遊歩道を設けて美しい庭園とされた。
そのため、明治神宮の森は全国からの植樹によりつくられたが、内苑の中で唯一、神社鎮座前から樹木が生えていた場所であった。
「ツツジ山」と呼ばれる斜面の上にある茶室・隔雲亭は、明治天皇の休憩所だったとされる和風建築(再建)がある。
近年はパワースポットとしても知られる加藤清正ゆかりの清正井がある。その写真を携帯などの待ち受けにすると良いことが起こると言われているそうだ。
この清正井を主な水源として南池があり、まだ睡蓮が咲いていた。また、6月には、菖蒲田では花菖蒲が見事な花を咲かせ、11月下旬から12月上旬には、紅葉を愛でることが出来るという。拝観は有料(大人500円)。
南池前の四阿 南池前の四阿 南池・水路 南池 南池の睡蓮 南池の睡蓮 南池 南池 南池 南池 南池 隔雲亭 菖蒲田 菖蒲田の四阿 菖蒲田の四阿 清正井 清正井 清正井
2.明治神宮
本殿の前に「夫婦楠」という大きな御神木がある。これは大正9年の御鎮座当時に献木された。
いまでは大樹となり、その姿から、縁結び、夫婦円満、家内安全のご利益を得られるといわれている。
ちょうど、結婚式を挙げられたカップルが神職と巫女に導かれ、朱傘を差掛けられ歩む姿を、見ることができた。「奉賽殿(ほうさいでん)」に向かって歩む「参進」というそうだ。お幸せに。
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