2024年11月2日土曜日

東京異空間238:美術展を巡るⅡ-5~東京都現代美術館・木場公園

 

東京都現代美術館・入口(公園側)

「日本現代美術私観」が開催されていたのは、江東区にある東京都現代美術館です。ここは木場公園の北側の一角に建てられています。

1.東京都現代美術館

東京都現代美術館は、上野の東京都美術館が収集してきた現代美術コレクションを中心に、日本の戦後美術を概観できる日本国内でも優れたコレクションを持つ。

建物は、現代美術にふさわしくモダンで広いスペースを持つ、日本最大の美術館建築である。柳澤孝彦(1935-2017)の設計により、1994年に竣工した。

柳澤は、MOA美術館(1981)、東京都現代美術館(1994)、三鷹市芸術文化センター (1995)、新国立劇場(1997)、東京オペラシティ(1999)など、多くの公共建築を手掛けている。

入口の前のスペースには、アンソニー・カロ《発見の塔》が置かれている。アンソニー・カロ(1924 - 2013)は、現代イギリスを代表する彫刻家である。

東京都現代美術館・入口(公園側)

アンソニー・カロ《発見の塔》

アンソニー・カロ《発見の塔》
















2.木場公園

木場は、その地名の由来通り、江戸から昭和にかけて、江戸・東京へ材木を供給し「材木のまち」として栄えてきた。しかし、新しい埋立地が完成して、今までの貯木場としての機能が新木場へ移転したため、水と緑の森林公園として整備され1992年に開園した。

公園の中心には、木場公園大橋が建てられ、公園のシンボルともなっている。橋からは遠く、スカイツリーを望むことができる。

また、木場の伝統芸である「木場の角乗」が10月に行われる。

訪れたときには、公園内にある都市緑化植物園で美しい花、可憐な花を見ることができた。

木場公園大橋

木場公園大橋

木場公園大橋

木場公園大橋


コキア(ホウキグサ)

アメジストセージ

ルコウソウ

ルコウソウ


    

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