2023年9月18日月曜日

秋へ~ヒガンバナ、ハギなど

 

ススキ

前回は「夏の終わり」と題してサルスベリ、フヨウ、コスモスなどを撮りましたが、今回は「秋へ」と題して、ススキ、ヒガンバナ、ハギ、キバナコスモスなど秋らしい花々を撮ってみました。


1.夏の空に

青空に白い雲が浮かぶ、夏の空をバックに、フヨウ、ススキ、タデが咲いている。

ススキ

ムクゲ

フヨウ

オオケタデ


2.彼岸花

暑さ寒さも彼岸までとはよく言われる。彼岸花の蕾から、赤い花が輝いている。赤いケイトウの花も燃えるようだ。

彼岸花

彼岸花

彼岸花

ケイトウ


3.黄花秋桜

キバナコスモスにモンキチョウが飛んで来ている。黄色のランタナにも。

キバナコスモス

キバナコスモス

キバナコスモス

キバナコスモス


黄色のランタナにモンキチョウ

黄色のランタナ


4.ハギ

中秋の名月には、ススキ、そしてハギが付きもの。萩(はぎ)も薄(すすき)も、昔の日本では山野に自生する身近な植物であった。

ハギ

ハギ

ハギ

5.セージ、ハナトラノオ、ニラ

紫色の花をつけるアメジストセージ。たくさんの花が虎の尾のように並ぶハナトラノオ。ニラの白い花にモンシロチョウが飛ぶ。

アメジストセージ

ハナトラノオ

ニラの花にモンシロチョウ


5.カタバミ

ムラサキカタバミ、小さな葉はハート型。四つ葉ではないかな?

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ



2023年9月16日土曜日

夏の終わり~サルスベリからコスモス

 

サルスベリ

今年の夏は記録的な猛暑が続いたといいます。それでも、やっと朝晩は涼しさを感じ、日陰では秋風を感じるようになりました。近所を散歩しても、さすがに、もう夏の終わりのようです。

1.サルスベリ

真夏の花を代表するように、猛暑を味方にして咲いているかのようなサルスベリ。木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかということから名付けられている。花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)という別名もある。

サルスベリ

サルスベリ

サルスベリの幹

2.フヨウ

直径が10~15センチもある大型の花を咲かせるフヨウ。花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまうが、毎日次々に開花する。花の中心部にあるおしべは根元で筒状に癒合しており、そこからめしべが延びて、突き出して5つに裂れている。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ


3.ジンジャーリリー

大きくなったショウガのような葉から伸びた花をたくさんつけたジンジャーリリー。その名のようにショウガ科の仲間であることからジンジャーに、ユリのような芳香と花の姿からリリーと付けられた。

ただし、一般の生姜とは違い、食用とはならない。

ジンジャーリリー


4.ノウゼンカズラ

真夏の太陽を浴びて赤くオレンジ色が混ざった花を咲かせるノウゼンカズラ。ラッパ状の花をいくつも咲かせて、やはり夏を代表する花の一つである。漢字では「凌霄花」と書き「霄(そら)を凌ぐ花」という意味だそうだ。気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす ことから「葛(かずら)」と付いている。

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラ

5.ケイトウ

夏から秋にかけて、赤、黄色などの花を咲かせるケイトウ。その形状が鶏のとさかに似ていることから付いた名前だ。ちなみに10月9日の誕生花であるという、私の誕生日でもある。写真のケイトウは園芸種で久留米ケイトウといわれるものだろう。花穂がくるくる巻いて毛糸のようにも見える。

ケイトウ

ケイトウ


6.キバナコスモスとチョウ

コスモスの一種であるキバナコスモス。早ければ6月ごろから咲き出し11月ごろまで長く咲いているが、やはり秋を代表するものだろう。コスモスは漢字では「秋桜」と書くが、そもそもはギリシア語で、「宇宙」の「秩序」を意味し、対義語は「カオス」(混沌)である。

キバナコスモスの花にチョウが飛んできた。

キバナコスモス

キバナコスモス


7.ニラ

花茎を葉よりも長く伸ばし、白い位置沙な花をたくさん散らばるように咲いているニラ( 韮)。もちろん、野菜のニラであり食用である。ただ、「韮」は春の季語であるが、「韮の花」となると夏の季語だそうだ。

白いニラの花にモンシロチョウが飛んできた。ミツバチも。

ニラ
ニラ


8.ムラサキシキブ

紫色の実をたくさんつけるムラサキシキブ。名前は平安時代の紫式部からとられたというのが通説だが、もともとは「ムラサキ<シキミ>」と呼ばれていたという。<シキミ>とは重なる実=実がたくさんなるという意味だそうだ。つまり、紫色の実が敷き詰められたように付く「むらさきしきみ(紫敷き実)」というわけだ。

ムラサキシキブ

シュッコンバーベナ

9.カラスウリ

秋になると赤く熟した実をつけるカラスウリ。その花は、7-9月に咲き、花弁がレース上になった白い花は夕方から咲いて朝方にはしぼんでしまう。これは受粉のための夜行性のガを引き寄せるためだという。それがススメガのような大型のガである。カラスウリの花筒は非常に長く、スズメガのように長い口吻を持ったガでなければ花の奥の蜜には到達することはできず、結果として送粉できないためだとされる。

たまたま朝方まで残っていたのだろうか、カラスウリの白い花を初めて見ることができた。

カラスウリの花

カラスウリの花


10.アザミ

初夏から秋にかけて紅紫色の花をつけるアザミ。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。

ノアザミの花は道端でもよく見かけるが、今の時期になると、花も枯れてトゲトゲになって針山のようである。アザミは葉もトゲトゲがあり、触ると痛い草の代表でもある。

ノアザミ


11.ヤマボウシの実

初夏に白い花を付け、初秋には赤い果実を実らせるヤマボウシ。木の実は食べることができるというが、一般的には馴染みがない。ヤマボウシの花は、時期的に少し先に咲くハナミズキとよく似ているが、ハナミズキの赤い実は食べることができない。

ヤマボウシの実


9月に入ったこの時期には、毎年のように花を撮りブログにアップしていますので、同じような花が多いですが、今回はカラスウリの花を始めて見ることができました。

この時期の拙ブログ:

「中秋に 花と名月」 2022/09/13

「秋に~「花や蝶や」 2022/09/24

「秋に 彼岸花」 2021/09/19

「秋の実・種」 2021/10/28

SAMPO de Photo15 散歩で見かけた花々」2020/09/17

SAMPO de Photo19 ちいさい秋」2020/10/07

2023年8月29日火曜日

東京異空間145:「インターメディアテク」(IMT)を観た

 

インターメディアテク(IMT)

東京駅丸の内南側にあるJPタワー(旧東京中央郵便局)に入っている「インターメディアテク」(IMT)を観てきました。ここは東京大学が所蔵してきた学術標本を展示する博物館です。

1.「インターメディアテク」(IMT)

この博物館は、20133月に丸の内JPタワー(旧中央郵便局舎)内にオープンした。「インターメディアテク」(IMT)という名は、各種の表現メディアを架橋することで新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」という意味を込めているという。その内容は、東京大学が1877(明治10)年の開学以来蓄積してきた学術標本の常設展示と、それぞれのテーマを持った特別展示で構成されている。

常設展示では、キリンやクジラなど大型動物の骨格標本、動物・鳥類の剥製、植物標本、化石、鉱石など博物学を構成する様々な展示物に加え、建築模型、仏像、民族品、歴代の東大教授の銅像、古写真、書籍、医療器具、などなどが所狭しと展示されている。

カブトガニの向こうは東京駅

展示室

キリンの骨格標本

鳥の剝製

タカアシガニ

秋篠寺・乾漆仏の復元模型

メキシコ文化

アフリカ文化

東京帝国大学法科大学講義室・模型

東京帝国大学講堂(現・安田講堂)の時計、左は旧東京中央郵便局の時計針

日英博覧会(1910年)大賞賞状

渋沢栄一・ナダール(1867年)

明治天皇・内田久一(1875年)

皇后・内田久一(1872年)

徳川慶喜・フレデリック・サットン(1867年)

特別展示では、「東京エフィメラ」と題された展示が行われていた。「エフィメラ」とは、

ポスター、パンフレット、チラシ、手紙、写真など長期的な使用・保存を前提としていない印刷物などを指す。展示されていたのは、戦後の東京にまつわる都市計画書、観光案内、東京オリンピックの記念切手、ソノシート、ポスター、チラシなど、図書館や美術館などでは目にすることがないもので、こうしたヴィジュアルな資料から、戦後の東京を垣間見ることができる。

特別展示「東京エフィメラ」

丹下健三研究室「東京計画1960」(1961年発行)

東京オリンピック・ソノシート、記念切手

連合軍・休戦記念日「RODEO PROGRAM」のパンフレット

「東京娯楽案内」・日本交通公社発行(1947年)

インターメディアテクのポスター(2014年)

2.旧東京中央郵便局

インターメディアテクが入る旧東京中央郵便局(現在はJPタワー、商業施設はKITTEとなっている)は、昭和モダニズムを代表する歴史的建築として知られていた。設計は逓信省の建築家・吉田鉄郎(1894-1956)によるもので1933(昭和8)年に竣工した。この建築を日本のモダニズムの傑作と称賛したのはブルーノ・タウトである。

郵政民営化に伴い、東京中央郵便局の再整備計画によりこの建物も建て直されることになった。このとき、「ツルの一言」ならぬ「トキの一言」で計画の大幅な変更が行われ一部が保存されることになった。というのは、当時の総務大臣であった鳩山邦夫が、重要文化財といえる建物をなくすことは「トキを焼き鳥」にして食べるような話だと物言いをつけた。鳩山は現地を抜き打ち視察し、解体工事をストップさせ、計画を見直しさせて、ついには「トキを焼き鳥にせず、剥製にして残す」と例えて、旧局舎の3割を残すこととなった。これが2009(平成21)年のことである。建設途中の2011(平成23)年3月11日には、あの東日本大震災があり、ちょうどその時目の前を歩いていて、建設の上に据えられたクレーンがグラグラと大きく揺れていて怖かった思いがある。JPタワーは2012(平成24)年に開業している。

インターメディアテクは、このビルの2,3階のフロアにあるが、6階には屋上庭園があり、ここからは東京駅の建物がよく見える。

インターメディアテクのオブジェ

鳥類の剥製室

インターメディアテクの階段横に恐竜

KITTE(保存された部分)の内部空間

KITTEの内装

インターメディアテクには、何度か来ていますが、いつ観ても見切れないほどいろいろなものが展示されています。来るたびに、博物学の広さ、奥深さを感じるとともに、あらたな刺激を受ける「知的空間」であり「美的空間」でもあると思います。

以前(2019年)に、このビルの屋上庭園から東京駅の夜景を撮りましたが、なかなかの景色だったのを思い出しました。

正面(白い建物)が旧東京中央郵便局

屋上庭園から見る東京駅

東京駅・新幹線

屋上庭園から見る東京駅

東京駅丸の内

東京駅丸の内

屋上庭園から東京駅夜景(2019年6月撮影)


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